DIE 公式BLOG

DIE王のお言葉

おぼろ月夜




一昨日の夜中、、駐車場にある車に機材を取りに外に出たところ、、あまりにも壮麗な『おぼろ月』に出くわした。それは、それは、、手を伸ばせば届くのでは、、と思われるほど、とても低い空を足早に流れる雲の向こうで、見え隠れする流麗なる月の光。。。

うちが、都市部から離れて夜は暗いこともあるのだろうが、どう見てもこれが、本当に太陽光の反射だけで光っているのか、と疑わしくもなるほどの、、燦然たる月の光であった。

ベートーベンの『月光/MOON LIGHT SONATA』の調べが流れてきそうなほど、感動的な瞬間であった。

この感動は、、まさに素晴らしい。。例えば、一生に一度、どこそこでしか見れない、皆既日食だの、、北極近辺で稀にしか見れないオーロラだの、、っていうのは、、本当に体験したら素晴らしいものなのだろうけど、、希少=素晴らしい、、とは限らない、、自然は毎日のように、いつでも感動的な絶景を提供してくれるものなのだ。つまり、、例えば『おぼろ月夜』っていうのが、、50年に一度しか見れないモノだったとしたら、、その日は一大ニュースとなり、こぞって人が観測ポイントに群がり、高城+沢尻カップルが来たりして(笑)、、

『あ〜!!これが、、夢にまで見た「おぼろ月」なのね〜!!あ〜!幸せ〜っ!』ってなるんだろうなぁ、、しかし、、オイラが一昨日見た「おぼろ月」はまぎれも無く感動的な風景だったし、、L.A.の夕日だって毎日、、あまりにも美しい色彩を放っているし、つまりは、プレミアチックだったりする、そういう左脳的な価値観にしばられて、、感覚的に正直でなくならないようにしたい、と思ったわけである。

何千円もするフカヒレより、、オイラは数百円の「タラの西京焼き」のほうが、はるかに美味いと思うし、、日本米にのせるんだったら、、キャビアより、タラコのほうが、間違いなく絶妙である。。でしょ?価値観とは、、本来自己感覚から来るものだよなぁって。

そして、オイラの思考が行き着いた先は、、Ra:INMINIMUM ROCKETS二枚舌のライブに毎回のように足を運んでくださるお客さまがたの右脳的快楽に対する正直さ、、であった。つまり、、『今、これが売れてるから、、』『流行りだから、、』とか『PATAがいるから、、』とか、そんな左脳的な理由だけでは、、リピーターにはなれない、、やっぱりどこかで右脳的な快楽中毒になってくれているんだなぁ、、あ〜素晴らしい、、と「おぼろ月」を見ながら、、ぼ〜っと5分程思考を漂わせていたのでした。



**今日のステキなニュース**

郵政株売却凍結法案可決

普天間基地、、国外への移設の可能性浮上

押尾再逮捕か?

**ちょっと残念なニュース**

たばこ税増税

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